農夫の妻
2月6日(木)
アルフレッド・ヒッチコック監督『農夫の妻』(1928年)U-NEXTで鑑賞。
イギリスの田舎町。
裕福な農場主サミュエル・スイートランド(ジェームソン・トーマス)は妻に先立たれ、娘の結婚を機に再婚を決意する。
忠実なメイドのミンタことアラミンタ・デンチ(リリアン・ホール=デイヴィス)は彼の手助けをする。
サミュエルは候補に挙がった女性に次々と求婚するが、誰にもオーケイがもらえない。
おかげで、下男のアッシュ(ゴードン・ハーカー)にも小馬鹿にされる始末。
自分に絶望したサミュエルは、身近に彼を信頼して愛しているミンタがいることに気付く‥‥。
原題は『The Farmer's Wife』。
原作はイーデン・フィルポッツの小説。
リリアン・ホール=デイヴィスが飛び抜けて美人なので、最初から結末が予想できる。
が、おそらくヒッチコック監督はそれをわかっていて、観客の予想・期待通りのハッピーエンドを見せてくれる。
と一応褒めたが、おもしろかったかと聞かれると、イエスと答えにくい。
一言で言えば、古臭いコメディということになる。
ゴードン・ハーカーが今度は農家の下男で、大きな役ではないのに目立っていた。
日本で言えば竹中直人さん、アメリカで言えばスティーヴ・ブシェミ、韓国で言えばオ・ダルスのような俳優だと思う。
この記事へのコメント