ウォーリアー
5月18日(日)
ギャビン・オコナー監督『ウォーリアー』(2011年)U-NEXTで鑑賞。
アメリカ・ピッツバーグ。
海兵隊に所属していたトミー・コンロン(トム・ハーディ)が町に帰ってきた。
彼は幼い頃、優秀な格闘技トレーナーだった父パディ(ニック・ノルティ)の元でレスリングを学び、大会で優秀な成績を収めていたが、アルコール依存症だったパディから振るわれる暴力から逃れるため、母と共に逃げ出していた。
その頃アメリカでは「スパルタ」という総合格闘技大会の開催が予定されていて、優勝者は賞金500万ドルを総取りできる。
トミーはバディにトレーナーになってもらい、「スパルタ」への出場を決める。
一方、トミーの兄ブレンダン(ジョエル・エガートン)は元総合格闘家で、今は高校の物理教師をしていた。
ブレンダンは、トミーと母が逃げ出した後、しばらく父パディと共に暮らしていたが、その後、父の元を去り、今では自分の家を持ち、妻テス(ジェニファー・モリソン)や子供と暮らしていた。
が、子供が難病に侵され、治療には成功したものの、高額な医療費によってローン返済が滞り、家を差し押さえられる寸前になってしまう。
ブレンダンは「スパルタ」への出場を決意する‥‥。
原題は『Warrior』。
評判がいいので見てみたら、大当たり。
総合格闘技が題材になるのは珍しいが、ちゃんとリアリティのある描かれ方をしていて、信じられた。
トム・ハーディ演じるトミーはあまりにも強すぎると思ったが。
こういうのを「胸熱映画」と言うのだと思う。
お薦めです。
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