小さな逃亡者


6月15日(日)
レイ・アシュレー監督『小さな逃亡者』(1953年)AmazonPrimeで鑑賞。
アメリカ。
7歳のジョイ(リッチー・アンドラスコ)は母親・兄との3人暮らし。
ある日、母親が祖母の看病のため泊まりがけで出かけ、二人は留守番させられる。
空気銃で遊んでいたとき兄は服にケチャップをつけ、ジョイに撃たれて死んだマネをする。
本当に殺してしまったと思い込んだジョイは、母親が置いていった金を全部懐に入れて、街の中を彷徨する。
コニーアイランドに着いたジョイは、菓子を買い、乗り物に乗って、有り金を使い果たす‥‥。
原題は『Little Fugitive』。
モノクロ、80分。
ウクライナ系移民の子であるレイ・アシュレー監督が、低予算で、無名の素人を使い、ドキュメント風の撮影法を駆使して、少年の自然な姿を映し出した。
後のフランスのヌーヴェル・ヴァーグに大きな影響を与えたと言われている。
俳優はすべて素人で、リッチー少年もコニーアイランドで回転木馬に乗っているところをスカウトされたが、映画出演はこれ一度きり。
彼への演出は最小限に抑えられている。
おかげで信じられないほど自然な7歳の少年の姿がフィルムに残った。
写真屋を演じたウィル・リーだけはプロの俳優で、彼は『セサミ・ストリート』で亡くなるまでフーパーさんを演じたことで知られている。
お薦めです。
今日は今年33回目のジョギング。
3,6キロ走って、1,1キロ歩いて、2,3キロ走りました。
3,6キロのタイムは、19分30秒。
前回より8秒遅くなりました。
ジョギング中はずっと霧雨が降っていましたが、霧雨でなく、汗でびっしょりになりました。
今日はうちの夫婦の34回目の結婚記念日。
夕食は2人で外食してきました。
食べ過ぎて、今もおなかが重いです。
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