スターの臨終
9月17日(水)
小泉信一『スターの臨終』(新潮新書)読了。
「デイリー新潮」に連載された『メメント・モリな人たち』を書籍化。
朝日新聞編集委員の小泉信一が、映画俳優・歌手・スポーツ選手・コメディアンなど29人のスターの経歴と最期を解説する。
取り上げられたのは、渥美清・大原麗子・藤圭子・水木一郎・アントニオ猪木・ラッシャー木村・ケーシー高峰・牧伸二などなど。
小泉信一氏はプロローグで、自分は全国紙5紙でただ一人の「大衆文化担当」の編集委員だと語っていた。
ならば芸能界の裏事情にもさぞかし詳しかっただろうに、本作に書かれているのは既に報道されていることばかり。
再確認にはなったが、新発見はゼロだった。
小泉氏は1961年生まれで、僕と同じ年だが、本作を編集中の2024年10月にガンで他界した。
本作の出版は2025年1月。
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