もういない
9月17日(水)
ティエリ・ビニスティー監督『もういない』(2012年)U-NEXTで鑑賞。
フランス。
キャシー(パトリシア・カース)は娘エバの20歳の誕生日プレゼントとして、勤め先の自動車整備工場のマネージャーのシモンに車を納品してもらい、息子のロランとともに車をガレージに隠してパーティの準備をしていた。
別れた夫リチャードもやってくるが、当のエバはどこにもおらず、バースデーパーティーが始まってもエバの行方は分からないままだった。
不安にかられたキャシーは探しまわるが、やがて農場で顔を激しく殴打されたエバの遺体が発見される。
翌日には遺体の身元がマスコミに漏れ、家の前には多くのマスコミが押しかけ、TVのニュースで姉の死を知ったロランは黙っていたことでキャシーを責める。
キャシーとリチャードは事件の詳細は知らされないまま機械的に法的な手続きに追われ、苛立ちが募る。
やがて容疑者が浮上し逮捕されるが、アリバイがあったため、すぐに釈放されてしまう‥‥。
原題は『Assassinée』で、直訳すると「殺害」。
娘を殺された母親が、怒りと悲しみで次第に暴走し始める。
しかし、娘の20歳の誕生日に車をプレゼントするという金銭感覚が、僕にはついていけない。
このことで母親の娘に対する依存を描いていたのかもしれないが、僕には感情移入が不可能になった。
後半、娘の秘密が次々と明らかになり、母親が母親なら娘も娘だと呆れた。
それにしても、この邦題は物凄いインパクト。
見るのがちょっと怖かった。
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