女の秘めごと

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10月2日(木)
ルチオ・フルチ監督『女の秘めごと』(1969年)U-NEXTで鑑賞。

サンフランシスコ。
ジョージ・デュムリエ(ジャン・ソレル)は医師で、弟のヘンリー(アルベルト・デ・メンドーサ)と共に診療所を経営している。
喘息を患う妻スーザン(マリサ・メル)の世話は、地元の看護師に任せている。
彼は写真家ラリー(ジョン・ソビエスキー)の個人秘書であるジェーン(エルサ・マルティネリ)と不倫関係にある。
ジョージとジェーンは休暇を過ごすため、リノへ旅行に出かけるが、カジノに到着すると、ヘンリーから電話があり、スーザンが激しい喘息発作で亡くなったと知らされる。
帰宅したジョージはヘンリーに慰められるが、スーザンの姉マルタ(マリサ・メル/二役)には冷たくあしらわれる。
しかし、スーザンが残した100万ドルの生命保険は、ジョージの事業にとって恵みの雨だった。
ところが、保険外交員がジョージを尾行して、ジェーンとの不倫関係を突き止め、地元警察のウォルド警部(ジョン・アイルランド)に告げてしまう‥‥。

原題は『Una sull'altra』で、意味は「重ねて他に」。
英題は『One on Top of the Other』。
まるでポルノ映画のようなタイトルだか、それまで主にコメディを撮っていたルチオ・フルチ監督が、初めてジャッロ(ホラー映画・サスペンス映画)に挑戦した作品。
エロティックなシーンも、残虐なシーンも控えめ。
本国イタリアで大ヒットし、本人も本作の脚本は最高傑作の一つと言っている。
確かに完成度が高いが、アルフレッド・ヒッチコック監督『めまい』(1958年)の影響は明らか。
2作を比較すると、やはりその差は大きい。
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