マダム・ウェブ
10月4日(土)
S・J・クラークソン監督『マダム・ウェブ』(2024年)WOWOWで鑑賞。
アメリカ。
キャシーことカサンドラ・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)は、救急救命士。
ある日、救命中に橋から海に転落し、心肺停止に陥るが、相棒のベン・パーカー(アダム・スコット)の処置により九死に一生を得る。
が、それ以来、謎のビジョンが幻視するようになる。
数日後、電車に乗り込んだキャシーは、3人の少女が謎の男に殺害されるビジョンを幻視。
意味がわからず戸惑っていると、その少女たちが電車へ乗り込んできて、更に謎の男も隣の車両にいるのを発見。
自分は未来を予知したのか?
キャシーは咄嗟に少女たちを電車から降りるよう促すが、それを察した男は超人的な力で追跡してきた‥‥。
原題は『Madame Web』。
マーベル・コミックスの同名のキャラクターを主人公にしたスーパーヒーロー映画。
コロンビア ピクチャーズがマーベルと共同で製作した「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の第4作で、配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。
SSUとは、マーベルコミック原作のスパイダーマンに関わる様々なキャラクターを実写映画化したシネマティック・ユニバース。
カサンドラ・ウェブ/マダム・ウェブの初登場は、1980年に刊行されたコミックから。
生まれつき盲目で重症筋無力症のため自力で動くことが出来ず、生命維持装置付きの車椅子がなければ生きていけない体だったが、病気を克服しようと懸命に努力する過程で、未来予知・透視・テレパシー・幽体離脱などの様々な超能力を身に着け、その能力でスパイダーマンの窮地を何度も救ったらしい。
原作では高齢の女性だが、本作では30代の健康な女性にアレンジされている。
が、ヒロインが無力な少女3人を連れて逃げ回るだけの話なので、ハラハラはしても、カタルシスはほとんどなかった。
当たらなかったのも頷ける。
他の出演者は、
コーンウォール(後のスパイダーウーマン)/シドニー・スウィーニー
マティ・フランクリン(後のスパイダーウーマン)/セレステ・オコナー
アーニャ・コラソン(後のスパイダーウーマン/イザベラ・メルセード
エゼキエル・シムズ(探検家)/タハール・ラヒム
メアリー・パーカー(ベンの義理の妹)/エマ・ロバーツ
コンスタンス・ウェブ(カサンドラの亡き母)/ケリー・ビシェ
サンティアゴ(ペルーのジャングルの部族ラス・アラニャスのメンバー)/ホセ・マリア・ヤスピク
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