ジェーン・ドゥの解剖

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10月4日(土)
アンドレ・ウーヴレダル監督『ジェーン・ドゥの解剖』(2016年)U-NEXTで鑑賞。

アメリカ・バージニア州の田舎町。
トミー・ティルデン(ブライアン・コックス)は、検死官の父オースティン(エミール・ハーシュ)が経営する遺体安置所と火葬場で助手を務めている。
ある夜、保安官から緊急の検死依頼が入る。
一家3人が惨殺された家屋の地下から発見された20歳代と見られる身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ」(オルウェン・ケリー)の全裸死体を検死してほしいというものだった。
トミーとオースティンは早速検死解剖を始めるが、切り取られた舌、傷つけられた膣内、通常なら見られない執刀時の出血、真っ黒に変色した肺、胃の中の不思議な紋様の布切れ、皮膚の内側の紋様の入れ墨など、遺体に隠された不可思議な事実が次々と判明する。
そして、折からの暴風雨で停電となり、2人は様々な怪奇現象に襲われる‥‥。。

原題は『The Autopsy of Jane Doe』。
アメリカでは、身元不明の女性を「ジェーン・ドゥ」と呼ぶ。
男性は「ジョン・ドゥ」で、フランク・キャプラ監督『群衆』(1941年)の原題は『Meet John Doe』。
美しい女性の遺体を徐々に解剖していくホラー映画で、グロテスクな映像が頻出するが、撮り方が冷静なのでスプラッターといった感じにならず、あまり気持ち悪いと思わなかった。
怖さも意外性もないが、丁寧な作りで、楽しめた。

今日は埼玉県川越市のやまぶき会館へ行き、第42回埼玉県高等学校総合文化祭・演劇祭、第2回埼玉県高等学校演劇祭川越坂戸比企地区発表会を見てきました。
要するに、高校演劇の地区予選。
私の上の弟が顧問をしている高校が参加しているのです。
脚本・演出は弟で、タイトルは『醜餓苦旅行 痛』。
意味は「修学旅行2」で、修学旅行中のホテルの一室で男性教員3人がモメる話。
まるで東京03の『修学旅行』のようですが、実際、参考にしたそうです。
一幕劇で、なかなか楽しめました。
終演後、弟、出演者3人に挨拶をして、帰りました。
開演時間は午前9時45分、家路についたのは午前11時30分でした。

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