金髪乱れて

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10月6日(月)
ラオール・ウォルシュ監督『金髪乱れて』(1932年)U-NEXTで鑑賞。

アメリカ。
巡査のダン・ドーラン(スペンサー・トレイシー)は、波止場の1品料理店の勘定係りのヘレン・ライリー(ジョーン・ベネット)に恋していた。
ヘレンの姉のケイト(マリオン・バーンズ)はデューク(ジョージ・ウォルシュ)という泥棒と付き合っていたが、彼が高飛びしてる間に、汽船の無電技師のエディー(ジョージ・チャンドラー)と婚約した。
そこにデュークが舞い戻ってきたが、すぐに逮捕・投獄されたため、エディーと結婚式を挙げる。
式の後、デュークの弟ベビー・フェイス(ノエル・マディソン)がケイトを脅迫に来たが、ドーランがやってきたので逃げてしまう。
デュークは自動車の床下に身を潜めて脱獄し、夫のエディーが航海に出て、エディーの全身不随の父サージ(ヘンリー・B・ウォルソール)と2人きりの部屋に逃げ込んでくる。
ケイトはやむなく屋根裏にデュークを匿うことにした‥‥。

原題は『Me And My Gal』。
陽気なクライム・コメディで、脚本がよくできているため、とても楽しめた。
ジョーン・ベネットがいつもガムを噛んでいるギャルの役で、ちょっと驚いた。
公開当時は22歳の駆け出しで、無邪気な少女の役が多かったらしい。
その後、『飾窓の女』(1944年)、『緋色の街/スカーレット・ストリート』(1945年)などでは絶世の美女を演じている。

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