ある天文学者の恋文

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10月28日(火)
ジュゼッペ・トルナトーレ監督『ある天文学者の恋文』(2016年)U-NEXTで鑑賞。

著名な天文学者のエド(ジェレミー・アイアンズ)と教え子のエイミー(オルガ・キュリレンコ)は、周囲には秘密で恋愛を満喫していた。
ある日、大学で授業を受けていたエイミーのもとに、出張中のエドから「もうすぐ会える」というメールが届くが、エドの代わりに教壇に立っていた別の教授から、エドが数日前に亡くなったと知らされる。
その後もエイミーのもとにはエドから手紙やメール、贈り物が届き続けた。
疑問を抱いたエイミーは、エドの暮らしていたエジンバラを訪れる。
そこで、彼女自身が誰にも言えずに封印していた過去について、エドが調べていたという事実を知る‥‥。

原題は『La corrispondenza』。
亡くなった人から手紙が届き続けるというアイディアは非常におもしろいが、エドという人のしたことは冷静に考えれば非常に偏執的で、気持ち悪い。
亡くなる直前の3カ月はずっと手紙を書いたり、ビデオレターを撮影したりしていたのだ。
本人は「楽しい時間だった」と言っていたが、他にもできることはあったはずだ。
いいアイディアなので、もっとおもしろくする方法はあると思う。
僕はジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画は、『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年)、『みんな元気』(1990年)、『マレーナ』(2000年)、『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年)を見ている。
非常に力のある監督だが、感傷過多になりがちなところがあって、『マレーナ』など、それで失敗していると思う。
本作も同様。

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