アレグリアとは仕事はできない
10月28日(火)
津村記久子『アレグリアとは仕事はできない』(筑摩書房)読了。
ミノベは地質調査会社の技術部に勤めるOL。
トチノ先輩と共に、報告書を製本する仕事をしている。
コピー等の複合機「アレグリア」を使ってコピーをしているが、この「アレグリア」に心底困らされていた。
スキャンやプリンタは問題なく動作するのに、コピーする時はなぜかすぐに止まってしまう。
最初は機械の不具合だと考えていたが、時間が経つにつれて、自分を困らせようという悪意を抱いているのではないかと疑い始める‥‥。
津村記久子氏の本を読むのはこれが11冊目。
中編2作を収録していて、上記は表題作、他に『地下鉄の叙事詩』。
機械に対して怒りや憎悪を感じることは、誰にでもあると思う。
そこをうまく物語化していて、とても楽しめた。
僕も「アレグリア、許すまじ!」と思った。
お薦めです。
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