近畿地方のある場所について
10月29日(水)
背筋『近畿地方のある場所について』(KADOKAWA)読了。
オカルト雑誌の編集者が行方不明になり、同僚のフリーライターと編集者の二人がその行方を追う。
二人は、失踪した編集者が消息を絶つ直前まで、幼女失踪事件、中学生の集団ヒステリー事件、心霊スポットでの動画配信騒動など、様々な怪現象や未解決事件を調べていたことを知る。
これらの調査を進めるうちに、すべての謎が「近畿地方のある場所」に繋がっていることに気づく。
真相を確かめようと、二人はその場所へと向かうが、そこは決して見つけてはならない禁断の場所だった‥‥。
小説家・背筋(せすじ)によるホラー小説、モキュメンタリー(議事ドキュメンタリー)。
2023年1~4に小説投稿サイト「カクヨム」に投稿された小説で、2023年1月28日に第1話が、同年4月20日に第34話(最終話)が投稿された。
同年8月に単行本、2025年7月に文庫本が発売。
コミカライズ版が、碓井ツカサの作画で『月刊コミック電撃大王』(同社刊)で2024年1月から連載中。
映画版が、監督・白石晃士、主演・菅野美穂で、2025年8月に公開。
短編小説、インタビュー、ネットの書き込みなど、様々な文章から成る小説で、少しずつ「おしらさま」の実態が浮かび上がってくる。
話はありきたりだが、それを語っていく手法が新しく、小説が苦手な人でも楽に読める。
雨穴の『変な家』より大分落ちるが、それでもそこそこ楽しめた。
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