デートピア

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11月5日(水)
安堂ホセ『デートピア』(河出書房新社)読了。

2024年、フランス領ポリネシアのボラ・ボラ島。
恋愛リアリティショー「DTOPIA」が、ミスユニバースを巡って10人の男性が競い合うストーリーで展開する。
が、ショーは当初の予定通りには進まず、登場人物たちの間で暴力や差別の問題が浮き彫りになっていく。
「Mr. 東京」として参加した「キース」は、少年の頃、幼馴染の「モモ」の片方の睾丸をカッターナイフで摘出した過去があった。
「モモ」は本作の語り手で、日本人とポリネシア系のミックス。
その「モモ」が女性となって、『DTOPIA』に途中参加し、「キース」と再会を果たす‥‥。

第172回芥川賞受賞作。
粗雑だがエネルギーに溢れた小説。
芥川賞の選評では、川上弘美氏が絶賛し、小川洋子氏、川上未映子氏、平野啓一郎氏が推していた。
僕には遠い世界の話で、あまり興味が持てなかった。

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