月の寵児たち

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11月11日(火)
オタール・イオセリアーニ監督『月の寵児たち』(1984年)U-NEXTで鑑賞。

パリ。
18世紀末の絵皿と貴婦人の裸婦画をめぐる群像劇。
画廊を営む女性とその愛人、鉄砲店の店主、美容師、警視、空き巣の父子、過激派の音楽教師、娼婦、暗殺者のアラブ人、ホームレスなど、様々な登場人物が繰り広げる行動を、どこかとぼけた味わいを交えて描く。

原題は『Les favoris de la lune』。
フランス・イタリア合作映画。
旧ソ連・ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニ監督の長編第4作。
1984年・第41回ベネチア映画祭で審査員特別賞を受賞。
祖国で上映中止や公開禁止の処分を受けてきたイオセリアーニが、1979年に活動の拠点をフランスのパリに移してから初めての長編作品。
ハリウッドでも活躍するフランスの名優マチュー・アマルリックの映画デビュー作で、アマルリックは空き巣の息子役を演じている。
いろんな人たちが並行して描かれていく群像劇で、ストーリー性は希薄、各人のドラマ性も希薄。
しかし、センスがいいので、飽きずに見られる。
見終わった途端に忘れてしまうが。

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