告白の余白

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1月13日(火)
下村敦史『告白の余白』(幻冬舎)読了。

高知県。
北嶋英二は26歳、農家の次男で、両親と3人暮らし。
年末、4年前に家出して、全国を放浪していた双子の兄・英一が帰ってくる。
英一は父に農地の生前譲渡を懇願し、譲渡が成立すると、首吊り自殺した。
残された遺書には「農地を祇園京福堂の清水京子に譲る。ただし、2月末日までに京子からの請求がなければ無効とする」と書かれていた。
英二と両親は京子の来訪を戦々恐々と待っていたが、英二は京都に乗り込んで京子について調べようと決意。
ところが、実際に乗り込んでみると、舞妓の雅美に英一と誤解され、京福堂へ連れていかれて、京子に引き合わされてしまう。
京子は美人で、英一と半年近く付き合っていたらしい。
英二は正体を明かさず、英一のフリをして、京子と付き合い始めたが‥‥。

下村敦史氏の本はこれが6冊目。
出だしはおもしろかったのだが、英二が京都に乗り込んでからは話が停滞し、なんと5カ月も過ぎる。
サプライズはラストの1回だけ。
京都人の厄介さ・面倒臭さはイヤになるほどわかったが、309ページは長すぎる。
短編ならおもしろくなっていたかもしれない。

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