猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続
2月14日(土)
宮部みゆき『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』(新潮社)読了。
江戸時代、江戸。
袋物問屋の三島屋の次男坊・富次郎は、変わり百物語の二代目の聞き手。
来客が語る、飼い主の恨みを晴らす化け猫、悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥などの話を聞き、一話ごとに墨絵にしている。
一方、兄・伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれてしまう‥‥。
宮部みゆき氏の本はこれが77冊目。
『三島屋変調百物語』シリーズの10冊目で、以下の3作を収録。
『猫の刻参り』『甲羅の伊達』『百本包丁』。
このシリーズ、ホラーものとして始まったはずだが、3作ともファンタジー。
宮部氏の趣味が変わってきたのか、ファンタジーの方が書きやすいのか。
怪談ならホラーだが、怪異譚ならファンタジー。
そう考えれば、ファンタジーでもいいのかもしれない。
宮部氏は僕より一つ年上だが、想像力は衰えるどころか高まるばかり。
やはり凄い人だと思う。
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