"本"の記事一覧

絶声

2月23日(月) 下村敦史『絶声』(集英社)読了。 大崎正好は家裁調査官の真壁勇作に呼び付けられ、意外な事実を告げられる。 大崎は有名な大物相場師・堂島太平の二番目の妻の息子だったが、幼い頃に家を追い出され、貧困に苦しみながら育った。 母は既に亡くなり、大崎はギャンブルで作った借金の返済に追われていた。 堂島は7年前に…

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団地のふたり

2月20日(金) 藤野千夜『団地のふたり』(双葉文庫)読了。 太田野枝と桜井奈津子はともに55歳で、保育園時代からの幼馴染。 今は生まれ育った団地に戻り、助け合いながら生きている。 桜井奈津子はイラストレーターで、あだ名は「なっちゃん」。 最近は仕事が減ってきたため、自分や野枝、団地のおじちゃん、おばちゃんから預かった…

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倭寇・海商・華僑

2月19日(木) 松尾恒一『倭寇・海商・華僑』(ちくま新書)読了。 国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授・千葉大学大学院客員教授の松尾恒一が、鎌倉時代の元寇以降、東アジア・東南アジアの海で活躍した倭寇・海商・華僑を解説する。 倭寇は元々は日本人の海賊だったが、その後、中国人・朝鮮人が増え、多国籍軍となった。 …

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